スノーボード、スケートボード、サーフィンのプロショップ SIDECAR

僕にとっての雪山と仲間は、お米と味噌汁、パンとワインのように毎日を生きる上でかかせないものだ。特別な日ではない、裏山を滑り日常を過ごす。昨シーズン多くの時間を共に過ごした鈴村アラタ(カラースタッフ)をはじめ、麓から3000m級の裏山を滑る仲間達のレポート!
今回はカメラマン広田勇介君が昨シーズン撮りためた白馬を拠点に活動するスノーボーダー鈴村アラタやLANDMADEライダーの村瀬氏、市川氏、林氏などの未公開写真をsou,scafeシェフ忠内氏のおいしい料理と共にスライド&トークショウ!まずはシェフによる振る舞い、手の込んだ食事におもわず皆さん納得の微笑み。更なる料理展開にワインなどのアルコールも進み始め、愛知県代表のF氏やY氏、A氏はすでに満足の領域に達しているなか、出せども出せども売り切れてしまうシェフ料理。いい時間が流れるなかワインを片手にスライド開始!ランダムに写真を公開し一枚一枚その斜面状況やライダーの心境をなどを説明しトークショウは始まってゆき大きなスクリーンに白馬の素晴らしい山々とその地に魅了され、生活している仲間たちのシュプールが映し出されて行く。話しが進むなかバックカントリーには付きまとう自然の恐怖!なだれの話しなど、仲間たちが同じ時間を過ごし山に入りその時間がふえるたび、あいまいになってしまう状況判断や(なれ)など本当に起こってしまった興味深い話しなど、ゆる〜い音楽に合わせながらスライドも終盤。やはり白馬で魅力的なライン不帰やまだ未開拓な斜面、通称チュガッチやミニジャクソンなど北アルプスの雄大さをあらわす大斜面をさまざまな思いでトラックを刻んで行くライダーたち。あっという間にシーズンは過ぎてしまうなか、さらなる新しい場所を求めてまた歩き始めだしている。スライド終了と共に抽選会開始。抽選のくじをスタッフが交代で引きはじめると集まったお客さんはくじを片手に真剣そのもの!カラースポーツが用意した豪華賞品を幸運の持ち主へと渡されて行く。抽選でヒットした人はなんとLANDEMADEのフィルマーやその関係者たちやサイドカースタッフなどなど拍手満載で豪華賞品をにぎりしめ抽選も終わり、あとは各々集まった仲間たちとお話するのも良し飲むのも良しとスローなリズムで今回のスライドアンドトークショウは終了。

3年前に初めて会ったのは白馬のバックカントリーエリアだった。スノーボードを履いていて同じ年齢、なにかわからないけど凄く興味をもった。過ごして来た環境や生活は違うけれどもスノーボードと言う物の楽しみ方は同じだったと思う。それからはや3年が経過した今、シーズン中は同じ職場で働きプライベートではカメラマンとプレーヤー、いつの日か小学校の時に友達とモデルガンをもって山へ探検してる気分と少しだけ似ている気がした。山に入るたび経験は得られる、情報や知識も増やして行かなければならない。いっしょに入る仲間へのマナーだと思う。彼は近頃こんな事を言った、練習のため写真を撮らしてくださいと!もちろん断りはしなかった、だが僕の頭の中ではつねに本番だよと言っていた。お互いが経験や知識を高めていくのが必要とされてくる。だからまだまだ僕自身いろいろなことを身につけ今後の課題でもある。
今回このような場所でスライドアンドトークショウ行い、さまざまな人たちが集まり少しでも自分の存在を知ってもらえた事を感謝している。
白馬の山々に乾杯!

イベントレポートin白馬 "広田勇介スライド&トークショー"
「Daily Bread 〜日々の糧、雪、山そして仲間達〜」
  TEXT BY 鈴村アラタ

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